🏸バドミントン後に膝のお皿の下が痛い原因は?大腿四頭筋の疲労からくる膝蓋靱帯炎の筋膜リリースによる改善例

■バドミントン後に膝の痛みが出た30代女性の症例
バドミントンのプレー中はまったく問題なかったのに、終わった後から右膝に違和感が出始め、時間の経過とともに歩行時の痛みに変わってきたという30代女性の症例です。
痛みの場所は 膝蓋骨(お皿)の下にある膝蓋靱帯。階段や歩行で特に痛みを感じるとのことでした。
4日後に試合があるので、早く治したいとのことでした。
■膝蓋靱帯とは?膝のお皿の下にある重要な靱帯
大腿部前面の 大腿四頭筋 → 膝蓋腱 → 膝蓋骨 → 膝蓋靱帯 → 脛骨 という流れでつながる強い組織です。

スポーツ後に大腿四頭筋が疲労すると、この靱帯に余計な張力がかかり、膝前面の痛みにつながることがあります。
■触診と検査で分かった大腿四頭筋の強い緊張
仰向けでの触診
- 大腿四頭筋の強い張り
- 膝蓋靱帯の圧痛
うつ伏せでの触診
- 大腿四頭筋の一部である 外側広筋の強い張り
半月板・側副靱帯の検査はすべて陰性
関節そのものの問題ではなく、筋膜の緊張が原因である可能性が高いと判断しました。
■膝蓋靱帯炎(ジャンパーズニー)と判断した理由|筋膜の緊張が痛みを引き起こす仕組み

触診結果から、大腿四頭筋の疲労 → 筋膜の緊張 → 膝蓋靱帯の牽引 → 痛みという流れが明確でした。
膝蓋靱帯炎はジャンパーズニーとも呼ばれ、ジャンプ系スポーツで起こりやすい症状ですが、今回はバドミントンのステップ動作による大腿四頭筋の疲労が原因と考えられます。
■筋膜リリースによる施術|大腿四頭筋〜膝蓋靱帯の緊張を丁寧に解消
腱や靱帯は筋膜が分厚く形を変えたものです。そのため、筋膜の緊張を整えることで症状改善が期待できます。
うつ伏せでの施術
- 臀部 → 大腿部 → 下腿部まで広範囲に筋膜リリース
- 張りの強かった 外側広筋を重点的に施術
仰向けでの施術
- 大腿四頭筋の筋膜リリース
- 膝蓋靱帯にかかる張力を減らすよう丁寧にアプローチ
- 膝蓋靱帯そのものも優しくリリース
■施術後の変化|歩行時の痛みがほぼ消失し脚が軽くなる
施術後は脚全体が軽くなり、
- 膝の曲げ伸ばしの違和感が消失
- 歩行時の痛みもほぼ消失
と、明確な改善が見られました。
今回の症例では、バドミントンによる大腿四頭筋の疲労が原因で筋膜が緊張し、膝蓋靱帯を引っ張ることで痛みが出ていました。
■経過
3日後に再来院されましたが、そのときにはもう膝の痛みはなくなっていました。
次の日の試合に備えて身体を軽くしたいとのことでしたので、肩周りと骨盤を中心に筋膜リリースとストレッチの整体を行い、試合に臨んでいただきました。
後日、「膝のことは全然気にならず、思い切りプレー出来て、優勝しました!」と、嬉しいご報告をいただきました。
■まとめ|スポーツ後の膝前面の痛みは筋膜の緊張が原因のことが多い
筋膜が硬くなると、
- 腱や靱帯を引っ張る
- さらに関節包まで引っ張られる
- 関節包の痛み受容器が反応して痛みが出る
という流れで痛みが発生します。
関節が悪いわけではなく、筋膜の問題で膝に痛みが出るケースは非常に多いです。 筋膜リリースで大腿四頭筋〜膝蓋靱帯の緊張を緩めることで、症状改善につながりました。
膝蓋靱帯炎だけでなく、腸脛靱帯炎や年齢から来る膝の痛みなど、膝の痛みにお悩みの方は、お気軽に神戸三宮の岡田接骨院へご相談ください。

